優先席に「敢えて座る」のは、良いことなのか?

今までにやたらと優先席についてかいてきましたが笑、なるほどなぁと思った記事を見たのでそれについて書きます。

 

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その記事はこちら。

敢えて「優先席」に座るようにした理由

1行でまとめると

  • 優先席だと断られずにスムーズに譲れる

という理由だそうです。

 

この意見に近い意見として昔聞いたことがあるのは

  • 優先席に座る人で席を譲る人(人格者)が少な過ぎるので、あえて座って確保して、年配の方がいたらすぐ譲るようにしている

というもの。

 

わたしはどちらにも違和感を感じますがどうでしょう。

私がお年寄りだったら空いている席に座りたい

私が席を譲っていただく側だったら、座っている人がいるところに行って席を譲ってもらうよりも、空席にただ座る方がいいです。

多分誰でもそうではないでしょうか。

で、あれば座らないのが一番です。

 

自己満足の正義感になりかねない

「年配の方のために席を確保しておく」というのは悪くはないですが、座っている間は目を皿にして年配の方がいないか気を付けないといけません。

そしてかなり感じ良い雰囲気と笑顔が必須です。

そうじゃないと確保していた意味がありません。

それをもしやらずに「わたしは良いことしているんだ!」と思っているとしたら自己満足の正義感でしかありません。

私ならとてもじゃないですが「確保役」を担えないです。

否が応でも寝てしまうこともありますし、スマホいじったり、ぼんやりとしたいですし。

「譲るために敢えて座っている」人達はかなり気を付けないと、結果的に譲る気がない人達と同類になる確率が高くなると思いますがどうでしょう。

経験談から

私は腰と膝を同時に痛めたことがあり、ガチガチのテーピングで電車に乗ったことがありました。

しかし、長袖、長ズボンで顔色も良いですから、パッと見は健康そのものです。

その時は本当に座りたかったです。

「敢えて座る」人達はお年寄りと妊娠中の方には優しいですが、風邪でふらふらの若者などもいることを理解してほしいです。

・・・と、書くと「ヘルプマーク」を付けろ、と言われそうですが、私の例はともかくとしても、急な体調不良は誰にでもあるものです。

■ヘルプマークとは

ヘルプマークは、支援を必要としていることが外見からは分からない方々が援助を得やすくするためのものです。

 

 

飯島愛さんのいう「優しい男」

昔、飯島愛さんが「優しい男性」について書いていた内容で、良く覚えていることがあります。

「優しい男性がいい」と女性は良くいいますが、具体的にはどういう人か、という例として、グラスを割ったときのことを挙げていました。

飯島愛さんはよくグラスを割ることがあり、ほとんどの男性は「あぶないから俺がやるよ」と引き受けてくれたそうです。

優しい男性ですよね。

しかし、1人だけ、その割れたグラスをガムテープで巻いた人がいたそうです。

「何してるの?」と聞くと「ゴミを集めに来る人が怪我しないように」と答え、「本当の優しい男性とはこういう人なんだ」と思ったそうです。

納得できますよね。

 

  • ありがとうと言われることや見返りを求めていない
  • 「優しい俺アピール」をしていない
  • 全ての人に優しい

 

というところでしょうか。

これを優先席に座るか否かについてをあてはめてみると、やっぱり「座らない」という選択が一番ではないでしょうか。

 

席を譲るか迷う年代の人が来たときは?

私は電車で座ることにそこまで執着がないので、大体は立っていますが、ガラガラのときは浮いている気がしてしまうので笑、普通席であれば座ります。

で、だんだん混んできて、年配の方や妊娠中の方がいたら譲ります。

問題は、席を譲るか迷う年代の人が来たときですよね?

私はその場合、次の駅で降ります。

すると、その方は「席が空いて良かった」としか思わないでしょう。

それでいいんです。

そのあと「おれはなんて気を使える奴だ。さすがだ!」と思えれば充分です笑

 

まとめ

  • 優先席にはできるだけ座らない
  • 席を譲るか迷ったら下車する

 

これが私の思う理想的な対応です。

 

考え方は人それぞれではありますが、これから高齢化がますます進みますから、こういったときの対応についてある程度、教育機関が教えていく必要があるかもしれないですね。

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