ゆたぼんを見てて思う、危うさともったいなさ
YouTuberのゆたぼんについて、ひろゆきさんが語ったら、ゆたぼん父とTwitterでやり合ってますね。
そこに他の著名人も参加しててみている分には楽しいです笑
Yahooニュースのコメント欄とかあれこれみていると賛否両論で面白い。
わたしもそこに便乗します笑
で、
私の感想を一言で言うと
「本人が楽しんでて誰にも迷惑かけてないならいんじゃないの?かなり危ういし、もったいないけど」
ですね。
ホームスクーリングで学んでいるなら教育を果たせるし、何よりも本人が楽しんでいるなら素敵なことです。
一方でかなり危ういものを感じます。
危うさについて
- 「子供」「不登校」「YouTuber」が、武器
という点です。
これは、若い頃にモテた女性と似ています。
■若い頃にモテた女性で例えてみると
- 「若い」「性的魅力がある」「少しおバカ」
で、モテる女性はたくさんいますよね。モテる女性のタイプはいくつかありますが、このタイプの人は学年に1人はいたんじゃないでしょうか。
モテてるときはいいんですよ。ですが、その後は危ういです。
- 自分は選ばれた人と勘違いする
- 他者を蔑む
- 謙虚さがなくなる
- 努力をしなくなる
- 世の中を甘くみる
- 男性への期待値が果てしなく上がる
という人になりがちです。
さて、それから数年が経ち30歳を過ぎたらどうでしょう?
当然、「若い」「性的魅力がある」「少しおバカ」が武器として使えなくなります。
そして、以前に書いた「婚活女子の特徴」にたどり着きます。
「シンデレラコンプレックス」という言葉があることを最近知りましたが、まさにソレです。
「白馬を駆る素敵な王子様がどこからか現れて、迷える女の子である自分を救ってくれる」という幻想を持ちます。
このタイプで突き進んだあなたの知り合いの女性はその後はどうなってますか?
私の知る狭い範囲では、シングルマザー率が相当高いです。
️■翻ってゆたぼんの場合
- 「子供」「不登校」「YouTuber」が最大の武器です。
子供のうちはいいですよ。ですが、その後は危ういです。
- 自分は選ばれた人と勘違いする
- 他者を蔑む
- 謙虚さがなくなる
- 努力をしなくなる
- 世の中を甘くみる
- 社会や自分の未来への期待値が果てしなく上がる
という人になりがちです。
さて、それから数年が経ち30歳を過ぎたらどうでしょう?
当然、「子供」「不登校」「YouTuber」を武器として使えなくなります。
武器がなくても、普通のことを普通にしてきた普通の人なら普通の仕事はできますが、子供の時に一度ドカンと注目をされて、がっつり稼いだ経験は、普通の人として生きることの弊害になるでしょう。
勉強(学歴、資格)、スポーツ、ピアノ、演劇などと違って、努力を重ねて成功したわけではないですから「いつかきっとまた何かで俺は注目されるはず(いつか王子様が〜の発想)」という気持ちを持ち続けてしまいます。
しかし実際にはそんなことは起きず・・・
・・・と、悲観的に捉えすぎかもしれませんが、そんな危うさを感じてしまいます。
なんと言っても、これから自分の強み(武器)が日に日になくなっていくのは結構堪えるものです。
ゆたぼんの武器の価値は今がピークで、これからその価値は下落の一途を辿ります。それを本人が理解してて「今だけよ、こんなことで注目してもらえるのは」というなら良いですが、その辺りはどうなんでしょう?
以前に「子供に勉強系の習い事をさせたくない理由」という記事にも書きましたがきましたが、周りより早く始めた、というだけの武器だったらその後はきつい一方です。
もったいないについて
月並みなことを言いますが、YouTuberは大人になってからもできます。もちろん「子供が不登校の中やる」のは今しかできないですが、そうは言ってもYouTuberをやること自体に年齢は関係ないです。
しかし小学校、中学校はその年齢の時しか通えません。
どうあがいてもその時期を過ぎたら通えません。
学校に行くことが常に正しいとは思わないですし、むしろイジメとかで死にそうな思いをしているなら行かないべきだと思います。
が!
学校が素敵なところかどうかは人によるとしても、とりあえず学校行ったら?今しか行けないんだよ?という気持ちになります。
特に中学生になるなら部活をやったらいいのになぁと思います。
最も簡単に今しかできないことを体現できるし、同じ時間をともにした一生の友達ができる可能性も高いからです。
それはホームスクーリングでも、YouTuberでも不可能なことです。
学校の価値は授業以外にたくさんあることを親御さん(特にお父さん)は教えていないんでしょうか。。
経歴、言動、見た目など諸々含めてあまり正常な方ではないようにお見受けしますが。。
卒業証書を破ってそれを公表して人の目を引くことをヨシとするのは親としてどうなんでしょう。
ゆたぼんが将来、上西議員ばりに「炎上に頼っていしまう人」になってしまう気がしてなりません。
️少し自分のこと
私は友達の半数以上が学生時代の友達です。学校に行ってなかったら彼らと知り合ってないわけで、それだけでも学校に行った意味があったと思います。
それと、同学年の中にいることで自分の得手、不得手がわかります。
私は音楽については他の子よりもあきらかにできたのもあって音楽をやるようになりました。
同学年の人がたくさんいる中で過ごすことで、自分の特長、他者への配慮、世の中の仕組みなどを肌で感じることができます。
その中で、ムカつくことや嫌なこともたくさんありましたが、大人なる前にそれらを済ませてよかったと思うことも多いです。
※そういうことに対処できない大人がたくさんいるので笑
️まとめ
ということで「本人が楽しんでて誰にも迷惑かけてないならいんじゃないの?かなり危ういしもったいないけど」が、やはり私が思う結論ですね。
で、ひろゆきさんが言うように、子供(ゆたぼん自身)を責めるのは違いますね。子供ですから。学校の価値もわからないわけですから。
で、
ゆたぼんに一言言うなら、学校に通う同級生を下に見ているのなら問題ですが、そうではないならそこははっきりと強調した方がいいです。
「学校に行く友達を否定的に思っていません。僕はただこっちの方が楽しかっただけで、学校が楽しいならそれはそれで良いと思います」という動画を発表すべきです。
じゃないと「お前が一番多様性がねーよ」と言われてしまうからです。
ゆたぼんが25歳くらいになったら
- 「一番洗脳されやすい存在は親だから気をつけろ」
- 「学校に行かないことはかっこいいことじゃない」
- 「僕は今でも後悔している」
- 「今になって通信制の高校に通っている」
ということをしくじり先生とかで多くの人に伝える人になる可能性をかなり感じます。
が、私の予想に反して
- 「学校は必要なかった」
- 「親には感謝しかない」
- 「僕は自分の人生を誇りに思う」
- 「僕は不登校YouTuberを経て、●●として成功した」
という大人になればいいなと思います。