お金を貯める(節約する)ために大事な5つのこと

先日docomoが新プランを発表したことを受けてdocomoショップに相談にいきました。
結果として「楽天モバイルにするべきだなぁ」と思い、そうなると、電子マネー+クレジットカード1枚統合がベストと思う私は、楽天カード&edyで楽天経済圏にするべきかと思い、あれこれと調べました。
気づいたら半日くらい費やしてしまい少し後悔しました笑
こちらの詳細については次回書きます。
※さらに調べた結果、私はドコモ継続かな、となりました。
で、
今回はお金を貯める(節約する)ための基本について書きます。
以前に身軽でお得なすぐにできる3つのことという記事を書きましたが、興味がある方はこちらも合わせてご覧ください。
先に要点を挙げます。
- 節約するより稼ぐ
- 節約して浮いたお金程度では人生は変わらない
- ほどほどにしないと生きることが大変になる
- 時給換算せずに幸福感を重視する
- ポイントの加算よりも安く買うことが大事
1.節約するより稼ぐ
巷にはよく○○すると水道代が100円安くなる!とか、○○で食費を月に2000円安くする!とかありますよね。
それはそれで全然いいんです。後述する幸福感があるなら。
しかし、例えば手取り18万円で、家賃が6万円で毎月大変、という人がいたとします。
この方がお金を貯めるために一番確実で手っ取り早い方法は、節約よりも「収入をあげること」です。
手取り20万円の仕事に転職して、生活レベルを変えなければ年間24万円は余裕ができます。
年間24万円を節約で捻出するのは至難の技です。
もちろん、飲み会に一切行かない、美容室には行かずに自分で髪を切る、化粧品類は一切買わず石鹸1つでやり過ごす、などすれば話は別ですが、そこまで徹底しないのなら24万円の節約は厳しいです。
それよりも年収を24万円あげた方が容易です。
薄給で節約してさらに激務をしている方は、このように考えると今の仕事を続けるべきか、転職すべきかを考えやすいかもしれないですね。
余談ですが、薄給、生活が苦しい、自分の時間もない、激務で体調悪い、だったら即、転職しましょう。
結果的にブラック企業を最大限に支援する人になってしまいます。
2.節約して浮いたお金程度では人生は変わらない
そうはいっても仕事を変えるわけにはいかない、変えたくない、という方が大半ですよね。
さて、そこではじめて節約の話になります。
で、
節約を考える上でもっとも重要な点は「節約して浮いたお金程度では人生は変わらない」ということです。
昔ホリエモンが「年収400万円の人が年収450万円になっても人生は変わらない」と言ってましたが、全くもってその通りですよね。
これって節約して年間50万円捻出した人にも同じことが言えます。
当然、50万円あれば家族で海外旅行に行ける!とかはありますし、無いよりあった方が断然いいものです。
しかし、それを踏まえてもその程度のもの、と思うことも大事です。
なぜかについても書きます。
3.ほどほどにしないと生活が大変になる
以前に時間活用術はほどほどが一番。やりすぎると不快な時間が増えるだけ。という記事を書きましたが、節約についても同じことが言えます。
ほとんどの場合、買い物でたくさんの選択肢(ネット、実店舗)からベスト(最安値)の選択をすることは困難です。
そして、プラン変更などではなく、個人の取り組みだけで日常生活のインフラ代を削るのも困難です。
昔、バイト先で一緒だったバンドマンの方が「電気代の節約のためにテレビをつけず部屋も真っ暗にしている」という人がいました。
これって相当大変ですよ。
何がって、その生活ももちろんですが、電気つける度に罪悪感を抱えるようになっちゃいますから。
そうして得られる対価は良くて月に数百円程度じゃないでしょうか。
時間活用術と同様に「これは無駄だ!」と決めつけたものが増えるとただただ生き辛くなってしまいます。
3.節約は幸福感に合わせてする
ただ、前述のバンドマンはそのストイックな生活を語るときに目がキラキラしていました。
- 夢に向かって頑張っているぜ!
- 他の人じゃできないことやってるぜ!
悪く言えば、そんな自己陶酔感が見てとれました。
この場合、全然いいと思います。
幸福感が伴っていますから。
辛い生活のはずですが、誰にも迷惑かけてなくて、本人が気持ちがいいなら何の問題もないです。
しかし、こちらのバンドマンは良くても、凡人にはそんなこと到底無理です。
もっと日常的な例で説明します。
水2リットルを買って帰宅しないといけないとします。
- 目の前にコンビニがある
- 自宅から逆方面に200m歩くとドラッグストアがあり、コンビニより30円安く買える
さて、どちらで買い物しますか?
私だったらコンビニで買います。
ただ、20mくらいならドラッグストアに行きます。
その場合、20m歩いて購入し、帰りは2リットルを持って20m歩かないと行けません。
当然、時間給で考えたらアホみたいな労働です。
なんですが、
「30円節約できた!よし!」と思えます。
200mとなったら「30円のためにこんなことしているって、、」という気分の方が勝るのでやりません。
大袈裟に言えば、「よし!」という幸福感のために私は節約してます。
忘れてはいけないのが「節約して浮いたお金程度では人生は変わらない」ということです。
節約できた金額そのものよりも、節約できたことでどれほどの幸福感、充足感が得られるかを重視したほうがいいです。
繰り返しますが、節約しても人生は大きく変わらないですから。
これを踏まえて行動すると楽しい節約にだけを取り組めます。
4.時給換算せずに幸福感を重視する
この手の話をすると「ドラッグストアの行き来に5分かかって30円なら、時給360円の仕事みたいなもの」ということを言う人がいます。
が、
それを言ってしまっては、極々日常における節約はあまりに難しくなります。(裏を返せば稼いだ方がいいということ)
「ラッキー!」「安く買えたぜ!」という幸福感を重視すべきです。
数年前にauとミスドがドーナツ無料のキャンペーンをやったときに、こんな記事が話題になりました。
この日は1時間や2時間待てば無料でドーナツをもらえたかもしれないが、今の日本人は自分の1時間よりドーナツの方が価値のあるものだと考えているのだろうか。1時間働いた賃金でドーナツを待たずに買おうとなぜ思えないのか。
こういう「お得」についての時間給換算はあまり意味がないです。
金額よりも主観が大事ですから。
それを踏まえての私の意見は「本人がそれで幸福感を得られるなら別にいいじゃんか」です。
ある意味ではジェットコースターに並ぶのと似てます。
対価として幸福感があるわけですよ。
「ジェットコースターになんでみんな並ぶの?1時間も待たされて、怖い思いをして命の危険までさらして、マジ意味わからねぇ」という人の意見も全然アリです。
その人は幸福感が得られないわけですから並ぶ価値など全くありません。
無料ドーナツも然りですよ。
- 無料ドーナツ < 並ぶストレス
↓
並ぶ価値なし
ですね。
ちなみに私はジェットコースターなら1時間は並べますが、ミスドのドーナツなら10分が限界です笑
でもミスドに並んでいる人を否定的にも思いません。幸福感は人それぞれですから。
5.ポイント加算よりも安く買うことが大事
冒頭のdocomoと楽天の話に通じますが、最近は電子マネーやクレジットカードでポイントを貯めている方も多いですよね。
クレジットカードはたくさんあり、還元率の高いものが良いと思う方が大半でしょう。
還元率は2%なら、1%の倍のポイントがもらえます。
このことをやたら「お得!」と強調されますが、、、
騙されてはいけません笑
例えば、
- コンビニで「○○ビール、5本」を1000円で買って、ポイントが3%ついて30円が返ってきたら、970円の出費
- 激安スーパーで「○○ビール、5本」を800円で買って、ポイントが0.5%ついて4円が返ってきたら、796円の出費
つまり・・・
ポイントにこだわるよりも、安く買うことにこだわった方が断然お得です。
当然、安いところ(または自分がよく使うお店)でポイントがつけば最高です。
安く買う、と聞いて頭に浮かぶところの代表は、Amazon、ドンキホーテ、マツキヨ、OKストア、業務スーパー等でしょうか。
還元率よりもこういうところで使えるクレジットカードを選ぶことをおすすめします。
ポイント還元!と言われたら、対象店舗でお金を使いたくなるのが人の性です。
つまり・・・
百貨店やコンビニでお得!なクレジットカードはそもそも節約に向いていません。
家の目の前がコンビニでそれ以外に買い物の選択肢がないとか、百貨店でバンバン買い物するという方は別ですが、日常的に上記のような安いお店をよく使用する方は、その点を踏まえてクレジットカードを選んだ方が良いです。
スーパー等で同じものがはるかに安く買えるのに、不必要にコンビニや百貨店で買いやすくなり、結果的にお金が貯まりにくくなります。
私のイメージでは、お金が貯まらない人ほど、コンビニによく行き、コンビニのポイントをせっせと貯めていますから笑
まとめ
- 節約しても人生は変わらない
- 幸福感のある楽しい節約だけをする
- 稼ぐこと、安く買うことがお金が貯まる近道
次回は電子マネーとクレジットカードについて書きます。