【読書感想】経済のことよくわからないまま社会人になった人へ

ひょんなことから『経済のことよくわからないまま社会人になった人へ』を読みました。
※↑こちらは第4版です
中古で購入したのですが、第3版のもので、2014年当時のことが書かれていました。
経済のことがわからない人の入門書として最適
私は27歳頃に初版を読んだので、実に13年ぶりの再読となりました。
27歳の頃、私はフリーターから就職をして間もない頃で、当時は「フリーターだった世間知らずの僕が周りに追い付くにはたくさん本を読まないと!周りは経済のことなど熟知しているはずだ」などと思っていましたが、今となっては「そこらへんの社会人はそんなたいしたことないぞ」と教えてあげたいです笑
まぁ、この馬鹿まじめな考えのおかげで随分と本を読んで身になりましたが。
で、
当時のものと、今回読んだものとで、どのくらい内容違うのかはわかりかねますが、感想として、27歳のときに読んだときは「しらなかったー!すごい勉強になったー!」でしたが、さすがに40歳の今読むとどれもちゃんとわかっていることばかりで、良かったです笑
ちゃんと成長を感じることができました笑
リーマンショックについて
銀行、保険、税金など内容は多岐にわたりますが、こちらの第3版は「リーマンショックをできるだけ簡単に知りたい」人にはおすすめです。
(当然ながら)こんな方にもおすすめです
- これから社会に出る若者
- 社会に出たけどの世の中のことを知らないことに焦っている大人
昔、保母さんをしていた子が入社をしてきて「私、世の中のことを全然知らないからやっていけるか不安なんです。でも何からやればいいのかもわからなくて」と言うので、この本をあげたことがあります。
私も最初に読んだときはとても勉強になりました。
今後期待すること
政治・経済・会社とシリーズになっています。
大前研一さんの日本の論点のように、毎年起こった出来事を「●●年に起きたニュースをよくわからないままにしている社会人へ」みたいな感じで毎年出してくれたら毎年買うのになぁと思いました。
池上さんは解説が上手ですね。
良書です。