ミスチル桜井さんが自画自賛するフレーズを前から絶賛していた話
桜井さんと両想いになった!?
ミスチル分析士(?)として嬉しいことがあったので書きます。
2017年7月17日にミスチルの歌詞は何故、多くの人の心をつかむのか!?という記事を書きました。
その中で特に私が絶賛している部分を抜粋↓
桜井さんの天才さに圧倒されたワンフレーズ
名言とは違いますが、桜井さんは天才だと感じたフレーズを紹介します。
街灯が2秒後の未来を照らし オートバイが走る(ロードムービー)
そして、2017年12月10日「大谷ノブ彦のキスころ」というラジオ番組に桜井さんが出演されたとき・・・
同じことを言ってました!
念押しですが、、、
ラジオの放送より前に私が記事を書いています!(ここ重要/笑)
桜井さんが自画自賛する「ロードムービー」の最後の歌詞
桜井さんはこの歌詞についてこんな風に解説しています。
そして、
一番好きな歌詞、良くかけたなと思えた歌詞
だそうで、
これを書いたときに天才かと思った!
と言っています。
繰り返しますが、私はラジオ放送より前に「天才だと思ったフレーズ」として同じところを書いています。
200以上の曲があり、たくさんのフレーズがある中で、1つだけ挙げた「天才だと思ったフレーズが桜井さんと一緒」ってすごくないですか!?笑
しかもアルバムの曲で!!!
もはや、両想いといっても過言ではありません笑
評価を受けにくい理由
桜井さんはこの部分があまり評価されないことも同時に言っています。
「自分が一番好きな歌詞ですね。よく書けたなっていうフレーズがあるんですよ。でもね、これあんまり『この歌詞いいです』って聞いたことないんですね。だから自分から言っていかないと。この歌詞の良さがわかんないんじゃないかなと思って」
理由は簡単で、この歌詞のすごさって歌詞をかく人じゃないとあまりピンとこないと思うんですよ。
※私は元バンドマンでありシンガーソングライターです
私もミスチルの歌詞は何故、多くの人の心をつかむのか!?の中で
- 「名言ベスト5」
- 「天才さに圧倒されたワンフレーズ」
を、分けて書いてます。
言わば、
- リスナーとして感動
- 表現者として感動
の違いです。
「街灯が2秒後の未来を照らし オートバイが走る」は、あきらかに後者です。
所謂、名言でもないし、グッとくる言葉でもないです。
ミスチルの場合、他に素敵なフレーズが山ほどありますから、なかなか評価(注目)されないです。
だからこそ、ミスチルファンの友達には昔から熱弁していたのですが、この度晴れてご本人公認の素晴らしい歌詞に認定(?)されてとても嬉しいです。
──2019年5月22日 追記──
「Against All GRAVITY」2019年5月20日の東京ドームで、桜井さんが曲前のMCで「一番好きな曲」と紹介していました!
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ミスチルライブ「Against All GRAVITY」5月20日 東京ドームに行きました!
残念なこと
ただ、2つ残念なことがあります。
1つはご本人が解説されてますからもう、私がロードムービーの楽曲解説の記事を書けないということ。
ラジオ放送の前にがっつり書いておけばよかったです。
もうひとつは、歌の物語の描写について書いておかなかったこと。
以下、私の記事です。
バイクで走る歌ですから「A地点からB地点」の「距離」や「速度」を歌うのが普通です。
- 街灯が照らした100メートル先の明るいアスファルトに向かってスピードをあげて走る
などになるのが普通です。
これを2秒という「時間」に軸を移すことでバイクの疾走感がより出ています。
さらに細かく言えば
- 僕は2秒後には街灯に照らされている
と「主人公の2秒後の状態」を中心にせずに
- 街灯が2秒後の未来を照らし
と「バイクと街灯がつくる2秒後の世界」を中心に描いているのがたまらないです。
そして、歌詞全体を通して「ただバイクに乗っている歌ではない」ということから、より、歌に彩り、深みがでます。
桜井さんが語ったのには赤字にした部分ですね。
私は着眼点すごさについて書いて、物語の中の比喩として、という部分については赤字部分であっさりと済ませてしまいました。
1曲の楽曲解説ならもっとがっつりと書いていたのにな~、悔しい。
まとめ
今回のラジオを聞いて思ったのは、
- 自分の曲を客観的に評価できているすごさ
でした。
「ここの部分は自分は天才だと思っているけど、あまり評価されない」ということを理解しているわけです。
で、
それがほんとに一人よがりの思い込みで当人だけが「おれすげえ!」と言っているならだめですが、私や一部の方は実際に「天才!!」と唸っているわけです。
その辺の主観と客観のバランスの良さが、ミスチル作品が多くの方に長く好かれ続ける理由でしょう。
・・・まぁ、それよりなにより、桜井さんと同じところで作品の良さについて共鳴できていたことがただただ嬉しいという話でした笑