事実と意見を区別して話せない人は、マウティングしたがりが多い

思い当たることが多い良い記事を見つけました。

 

なぜ「事実」と「意見」を区別して話せない人がいるのか。

 

記事内の参考の会話は例として秀逸過ぎるのでこちらでも紹介します。

 

「昨日の営業、途中退席してごめん。お客さん、ウチに依頼するか、決めてくれた?」

「大丈夫だと思います。」

「大丈夫って……決まったのか、決まってないのかが、知りたいんだけど。」

「あ、まだ決まってないです。」

「そうか、決まるかなと思ってたけど……。お客さん、何か懸念事項について言ってた?」

「金額について不満そうでした。」

「もう一度聞くけど、不満だと「言った」の?」

「いえ、たしか……言ってないかと。」

「じゃ、なんで不満だと言えるの。」

「えーと…」

「もう一度聞くけど、なんて「言ってた」?」

「ええー……確か、金額については交渉の余地がありますか、と言ってました。」

「交渉ね……、なんて回答したの?」

「私の一存で決められませんので、持ち帰りますと。」

「そしたらお客さんはなんて言った?」

「納得してくれたみたいでした。」

「だ、か、ら、お客さんはなんて言ってたの?」

「あ、すみません。えーと……確か、わかりました、と言ってました。それと、今思い出したんですけど、見積もりを指定の様式にして欲しいとも言ってました。」

 

私の身近に完全にこのタイプの人が何人かいるので、その人たちの顔を浮かべながらめちゃくちゃわかるー!と唸りながら読んでました。

 

  • 同じ質問を何度もしなくてはならない
  • イエスかノーかの2択で質問をしても意見で返される
  • 言い合いになると都合のいい前例を取り上げて反撃してくる

 

大体この3つを駆使してくる(?)ので、相手する側はたまったものではないです。

最終的には「おれの説明が悪いのか?目の前のこの人が異常なアホなのか?もしかして前者??」と真面目に自信を失うときすらあります笑

そういう人達の共通の特徴として「マウティングしたがり」があります。

例えば冒頭の会話を見てみましょう。

 

「昨日の営業、途中退席してごめん。お客さん、ウチに依頼するか、決めてくれた?」

「大丈夫だと思います。」

 

この一言だけで

  • 細かいことを突っ込まれたくない(弱味を見せたくない)
  • ダメなやつと思われたくない
  • 少しでも優位に立ちたい

感じがしませんか。

 

それは自信のなさの裏返しでもあり、虚勢を張っているわけですが、とりあえず自分のダメなところが表面化しないように「大丈夫」の一言で片付けようとしています。

紹介記事内の模範解答は

「その場では決めてくれませんでした。金額について「交渉の余地はあるか」と聞かれましたので。ただ、金額の折り合いさえ付けば、残りの課題は解決しているので、受注可能です。」

ですが、なんというか謙虚さを感じませんか?

つまり、謙虚さがなく、マウンティングをとりたがる人ほど事実より意見が前に出てしまうように思います。

上司と部下が逆だったり、家族や兄弟などだとそのマウティング感はよりきつくなります。

事実より意見を聞きたい人もいる

私も上司の報告に「大丈夫です」で答えるときがあります。

それは上司が事実より意見を聞きたい人の時です。

そういう人相手に事実を伝えようとすると

「その場では決めてくれませんでした。金額について「交渉の余地はあるか」と聞かれましたので・・・」

あたりで

「そういうことを聞いているんじゃなくて大丈夫なのかどうか教えろよ」

「あ、、大丈夫です。。」

「それだけでいんだよ」

となります。

 

・・・バブル世代に多いですよね笑

 

人が人をバカだと思う瞬間

上記の会話なんかはわかりやすいですが、事実より意見が前に出る人を見たときに、多くの人は「この人はバカだ」と思います。

しかし、意見が先行する人は文字通り事実(目の前の状況)を飛ばして話しているので、その事実に気がつきません。

私はこういう形でバカだとは思われたくないので、こういう人と対峙しているときは反面教師として、凝視することがあります笑

そんな反面教師の動画としておすすめしたいのがこちら↓

 

勝間 ひろゆき デキビジ

 

久しぶりに見たけどしびれます笑

マウンティングしたがり感がここまですごいと感心して見てしまいます。

相手の話を聞いているようで、自分が優位になれるところを探すあまり、答えが答えになっていません。

重箱の隅をつつくような極少数しか該当しない例えが出てきたり、反面教師の模範のようです。

ひろゆきさんという、悪キャラ(?)を前にして、正義感の炎が燃え上がり、いつも通りで話せなくなったのかもしれないですね。

「写像しらない?」といった後の「マウティング成功顔」はもはや、お見事です。

※後日、勝間さんも非礼を反省しお詫びしています。

以前に書いた谷岡さん同様、女性ならではの「女性の私は男性に何をしてもいいんだ」というものも感じます。

 

■関連記事
谷岡郁子(至学館学長)さんの記者会見は「忖度される側」の極地だった

 

勝間さんも女性が相手ならもっと配慮ができて、ここまでめちゃくちゃにならずに済んだんじゃないかな。。

 

まとめ

  • 事実と意見を区別して話せない人は、マウティングしたがりが多い
  • それを見た時の多くの人は「この人はバカだ」と感じる
  • 若者だけではなくバブル世代に多い
  • ご年配の方は「老害」と呼ばれる

 

それでいうと、上司の質問に「大丈夫です」と答えていた人は将来、老害になるのかもしれないですね。

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