LUNA SEAの魅力を書いてみた

2018年12月22日(土)にLUNASEAのライブを観に、さいたまスーパーアリーナへ行きました
LUNA SEAのライブはこれで4回目。
友達に関係者がいるので、いつも関係者席で見させていただいています。
今回は『LUNATIC X’MAS 2018-Introduction to the 30th Anniversary-IMAGE or REAL』のタイトルの通り、デビューアルバムimage中心のセットリスト。
往年のLUNA SEAファンにはたまりません!
が!
私はLUNA SEAを好きになったのは実は最近です笑
LUNA SEAを知ったのは中学生でしたが、当時は尾崎豊に夢中で、それこそ化粧して意味があるようなないような歌詞を歌う女子にキャーキャー言われてるだけのバンド、と思っていました笑
ビジュアル系と言われるバンドについては全般についてそう思っていましたね。
で、
そんな私がなぜ最近になって好きになったかというと、作曲家の卵をやっていた頃に楽曲コンペのオーダーがLUNA SEAっぽいものを求めているような感じだったんですね。
LUNA SEAという文言はありませんでしたが。
で、
参考にと思い、ベストを聴いたら「かっこいいじゃん!」となったんです。
中高生のころは気が付かなかったのはビジュアル系を毛嫌いしていたからに他なりません。
そんなLUNA SEAの魅力を書いていきます。
楽曲のオリジナリティー!
LUNA SEAの音楽って意外とどこにも属さないんですよね。
もちろん「ビジュアル系サウンド」ですが、あとからLUNA SEAっぽいバンドが出てきたからそうなっただけだと私は思っています。
ソロ活動の作品を聴くとメンバー個々の違いがここまであるの?と思うほど全員が違うジャンルの音楽を作っていますが、それらがいい形でLUNA SEAという音楽を作っていると思います。
例えば代表曲の「ROSIER」「DESIRE」「STORM」などについて言えば、邦楽でも洋楽でも似ている音楽が浮かびません。
といって、すごくアバンギャルドでプログレ的サウンドかと言えばそういうこともありません。
そして、それでいて古く感じないことがすごいです。
今でもかっこいい音楽として聴けます。
実際にSUGIZOは「かっこ良くて古くならない曲をかいてて本当に良かった。今でも自信を持って演奏できるから」と言う主旨のことを言っていたことがありますが、その通りですね。
「懐メロロックです」「昔の初々しい作品です」という感じになりませんからね。
メンバーの個性が立ちまくり!
どのバンドでも目立たないメンバーと言うのがいて、それこそ、ボーカル以外は誰も知らないバンドもいます。
以前にハイスタの記事で「3人でハイスタ」「誰が好きとかはない」ということを書きましたが、LUNA SEAはその対極から同じ結果になっています。
どういうことかというと、前述の通り、メンバーはソロ活動で、誰もLUNA SEA的サウンドをやっていません。
そして、全員がソロ活動をしているせいもあり、個々のメンバーが知られています。
つまり、大袈裟に言えば、ソロアーティストが5人集まってバンドを組んだような感じです。
こんなバンド他には滅多にいません。
それ故の個性のぶつかり合いがLUNA SEAというジャンルの音楽を作っています。
この5人でこそのLUNA SEAです。
これだけ個性が違うメンバーだからこそ、メンバーチェンジなしでやり続けられるのかもしれません。
メンバーについて
- RYUICHI(Vo)
説明するまでもなく超個性的です。
それ故、桑田佳祐さんと同様、モノマネされることも度々あります。
- SUGIZO(Gt)
オリジナリティーと言う点では、ギター2人の存在は外せません。
具体的に言えば音色、フレーズが独創的です。
特にSUGIZOはシンセサイザー的な音を出して、フレーズもシンセ的なアプローチが多く、それこそがLUNA SEAのサウンドを作っていると言っても過言ではありません。
- INORAN(Gt)
反対にINORANはサイドギターに徹しています。
通常、ギタリストは目立ちたがり屋が多く、全曲サイドギターで、と言われたら受け入れられる人はあまりいません。
恐らくはSUGIZOに対するリスペクトと、サイドギターの大事さを知っているから引き受けているんだと思います。
盛り上がるところでも淡々とクリーントーンのアルペジオを弾く人がいないと、LUNA SEAサウンドになりませんから、重要なパートです。
- J(Ba)
シンプルなフレーズありながらドライブ感のあるベースを聴かせてくれます。
最近はソロパートも魅力の1つです
- 真矢(Dr)
抜群のテクニックと安定感があり、パワフルでもあり繊細でもある変幻自在のドラムがしっかりサウンド支えています。
LUNA SEAで唯一の三枚目担当としてソロパートではMCで観客を楽しませてくれます。
メンバーの真面目さ?
T.M.Revolutionこと、西川貴教さんはインディーズ時代に「メンバー全員がやる気があるLUNA SEAがうらやましかった」という主旨のことを言っていたことがありますが、バンドをやっていた私はとてもよくわかります。
会社と同様、仕事に対するやる気や熱意は個々に大きく差がでるものです。
やる気ある人からすればやる気のないメンバーに、苛立つことが多くなります。
LUNA SEAは「音楽性よりもやる気のある奴等で集まったバンド」だったそうですが、それは今でもライブを見ると伝わってきます。
簡単に言えば、全員がライブを手を抜かずにやっています。
当たり前と言えば当たり前ですが、なかなかできることではありません。
甘口、中辛、辛口のイケメン揃い
ここまで全員がイケメンでなおかつ、タイプが分かれているバンドも珍しいです。
今でこそ、真矢は見た目をいじられていますけど、若いときは女の子のようでした。
今も普通に格好いいですけどね。他のメンバーが凄すぎるだけで笑
LUNA SEAの魅力 まとめ
- 他にはないオリジナリティーあふれるサウンド
- 個性豊かなメンバー
- メンバー全員が全力でライブ
- 全員タイプが違うイケメン揃い
まぁ、何と言っても、音楽的に似ているバンドがいないということが何よりすごいです。
余談として嬉しかったこと
昨夜、じつに約20年ぶりにMr.Childrenのライヴを横アリで観た。本当に素晴らしかった。曲、歌、演奏、音、そして演出、全てが最高峰。ミスチルこそまさしく日本のトップ・オブ・トップ・バンドだね。極上の感動をもらった。そして大いに刺激を受けたよ。まだまだ高みを目指さなきゃ! SGZ
— SUGIZO (@SUGIZOofficial) November 30, 2018
ミスチルもLUNASEAも好きな私としてはとてもうれしかったです!