楽しもうとする気持ちを持つことなく、つまらないと文句だけいう大人
前回、「学校がつまらない」という理由で中退する前に、まずは楽しむ努力をしましょうと書きましたが、今回は「学校がつまらないという理由で中退して<そのまま>大人になった人」について書きます。
楽しもうとする気持ちがない同僚Aさん
以前に会社で社員旅行に行くことがありました。
旅行の後、同じく旅行に一緒にいったAさん(高校中退経験アリ)と話すことがありました。
Aさんが「あんなクソつまんない旅行はないよなー。つまんなかったよなー」とずっと毒づいていました。
私も同じ旅行に行ったわけですが、そんなにつまらなかったか!?と思いました。
確かにその社員旅行はワクワクするような予定もなく、行く前は憂鬱だったんですが、結構楽しかったんですね。予想以上に。
ゴルフをしながらはしゃぎ、夜は何人かに声をかけて(←ここ大事!)、みんなで卓球して、温泉入って、小さなゲーセンでレーシングゲームして、夜はカラオケで大騒ぎしてと、それなりに楽しんだわけです。
あれをつまらないというのか?と。
しかし、よく考えたらAさんは「俺はそういうのいいから」といってすべて不参加でした。(なぜか温泉までも)
つまり、旅館でほぼテレビを見ていたんですね。
それで「つまらない」はないとだろ?と思うわけですよ。
自分から楽しもうとまったくしてないじゃんか!っていう。。
というか、楽しいことを避けているくらいじゃん。。
で、
Aさんを見て「一歩間違えたら自分もこうなっていた。あぶないところだった」と思いました。
大人になれなかった大人?
私も高校入学したころは、「学校つまんねー」とか「中退する」とか割と普通に言っちゃっていた残念な人でしたが笑、今振り返ると「自分から楽しもうとする気持ちをもたずによく言えたもんだ」と思います。
楽しむ努力をしたら学生生活なんてびっくりするほど楽しいはずですから!(と、今になって思う/笑)
幸い、バンドを始めた関係やらなんやらで友達が増えたりして意識的な努力をしなくてもモロモロ落ち着いて救われましたが、私も一歩間違えたらAさんのように「楽しもうとする気持ちを持つことなく、つまらないと文句だけいう大人」になっていたのかもなぁと思うと恐怖します。
また、周囲で楽しんでいる人たちを「あんな程度のことで楽しいとか言っちゃって」と他者を蔑むことで自己肯定に必死なところもいい大人がやっていると心底かっこ悪いです。
まぁ、そういう人はつまらないということに慣れているから、悲観も楽観もしないんでしょうし、誰に何の迷惑もかけてなければ別にそのままでもいいよって話ではあるんですが、Aさんとまた遊びたいとは誰も思わないでしょう。
それでまたつまらない毎日に拍車がかかるという負のスパイラルです。
つまらないという人はその人自身がつまらない
婚活をしていたころ「合コンなんてつまんねーじゃん」という男性と何人か会いました。
悲しいかな、そう言う男性ほど話してて面白くない人でした笑
皆さん、キャバクラと同じ感覚で合コンに来るので「全然質問されない」「こっちから話さないといけないのがダルい」「忙しい中来てやってる(!)のに女のつまらない話を聞くのが嫌」となるわけです。
これも「何もしなくても楽しいことは降ってくる」と勘違いしている人の特徴です。
座っているだけで気持ちよく話をしてくれて笑顔をくれるキャバクラと同じものを一般の飲み会に求めていたらどんな会でもつまらないでしょうね。
婚活女性の特徴の記事にも書いた内容にも通じますが「自分以外の人やものに過剰な期待」をしていいことはありません。
まして、「楽しいことは降ってくる」から、自分は何もしないというのは子供の特権を大人になっても振りかざしているようなものです。
子供の特権を振りかざしている大人と話す時間は、それこそつまらないものです笑
ちなみに、こういう「楽しいことは降ってくる」タイプの人と結婚すると、つまらない毎日、うまくいかない毎日の原因のほとんどが、自分のせいではなくパートナーのせいになるので気を付けたいものです笑
楽しむ天才のそばにいる
意識的な努力をしなくても楽しめる人もたくさんいます。
言わば、楽しむことの天才ですね。
そういう人のそばにいると楽しいことが結構あります笑
飲み会しようぜ、BBQしようぜ、スノボ行こうぜ、などなど誘ってくれたり、そばにいるだけで友達が増えていきます。
そういう天才のそばにいることもおすすめです。
最後に
- 仕事がつまらない
- 学校がつまらない
- 飲み会がつまらない
- 合コンしてもつまらない
- デートしてもつまらない
当てはまる方、自分から楽しもうという気持ちを持っていますか?
楽しませるのは周りだと勘違いしてないですか?
周りで楽しんでいる人たちは楽しむことの天才か、意識的に取り組んでいるかのどちらです。
私はそこまで才能がないことを高校入学時に思い知ったので笑、意識的に取り組むようにしています。
すると、
学校つまらねえ!と言っていた私も、Aさんみたいな人と話すことすら楽しめるようになりましたから笑、該当する方はとりあえずどうやったら目の前のことを楽しめるかを考えるところからはじめることをおすすめします。