お金持ちと結婚したいと思うのは普通のこと
先日、年収400万だが親は裕福、一般家庭出身だが年収1200万、選ばれる男はどっち?という記事を見ました。
仮に「一般企業勤務で年収400万円だが親が裕福な富裕層息子A」「一般家庭出身だが年収1200万円の総合商社マンB」がいたとしよう。年齢や容姿、性格、そして貯金額といった本人に関わる他のスペックが同評価だとしたら、どちらをパートナーに選ぶだろうか。
女性が好きそうなテーマですね笑
男性からすると
「もうお金と結婚しろよ」
と突っ込みたくなるところです。
「お金持ちと結婚したい!(自分では何もせずただ与えられることだけ希望!)」という人は前回書いた、楽しもうとする気持ちを持つことなく、つまらないと文句だけいう大人と同様に、魅力を感じる人はいないでしょう。
それでいて私を一番に考えてくれて、一緒にいて楽しくて、と求めるものが加わりますからたまったものではありません笑
でもお金持ちと結婚したいって普通のことだと思います。
「男はお金がある方がいい 」と「女性」や「金持ち男性」が言うと角がたちますが、「一般男性」の私なら許されると思うので、今回はこのテーマで記事を書こうと思います笑
お金がある人が良いと思うのは普通のこと
どんな男性と結婚するかを考えたときに、お金は特にこだわらないという人は、その人を好きとか、一緒にいて楽しいとか、大事にされている実感とか「気持ちオンリー」で良いと思うのでしょう。
それはそれで素晴らしいことですし、最高の正解なのかもしれません。
ただ、人の気持ちは変わったり揺らいだりすることが普通です。
下記のこんな経験をしたことある方はたくさんいるはずです。
- 小さい頃に親にすすめられて嫌々習い事を始めたら、それにハマって長続きした
- 小さい頃に親にねだって習い事を始めたのに3ヶ月も経たずに辞めた
- やりたいことがなく100社近い面接受けて入社して、最初は興味もなければ楽しくもなかったけど、1年も過ぎたら仕事に夢中になっていた
- 大好きな業界だからと入社したのに、嫌いになる一方で1年で退職した
- ある曲を最初聴いたとき何も思わなかったのに、3回目からは大好きになった
- 最初聴いたときに最高の曲だと思ったのにあっという間に聴かなくなった
「〇〇だけどいいの!私が好きだからいいの!」と、気持ちだけを支えに人生のパートナーの選択をしたらかなり危ういことになることは多くの人は自身の経験で知っているはずですが、恋愛や自分のことになると突如として盲目になり、むしろそればかりを求める人は多いです。婚活女性の特徴ではありますが。
結婚を就職ととらえるとわかりやすい
就職するときに仕事選びのときを想像するとやかりやすいです。
給料なんてどうでもいい!これさえやれれば!という燃えるようにやりたいと思う職種がある少数派を除けば、普通は給料を見ます。
その上で、仕事内容と合わせて吟味して「この仕事ならやれるかなぁ(続けられるかなぁ)」なんて思いながら履歴書を送るわけです。
前述の通り、それで一生の仕事として楽しく過ごす人もいれば、大好きな業界に入ったのにあっという間に辞める人もいます。
仕事を辞めるときの理由は、人間関係やら仕事のモチベーションとか色々と複数になることが多いですが、総じて言えるのは「この給料ではもう無理」ということです。
人の倍働いている1年中睡眠不足の友人が「給料も倍もらえているから頑張れている」と言っていましたが、まさにそういうことです。
他にやりたいことができた、とかではない形で仕事を辞める時というのは、結局のところ対価が合わないからです。
仕事を辞めたいという人に「給料が3倍になっても辞めますか?」と聞いたら半数以上の人は踏みとどまれると思います。
結婚相手とは、そういった「お金の問題」と否が応でも向き合わないといけないパートナーなわけです。
実際に女友達が「旦那の給料が倍なら何の文句もない」とママ友の集いで皆さんが言っているそうですから笑
で、
今、好きな人がいない、これから未来の旦那を探す、という人が「とりあえず年収500万円以上が希望!」とか「超金持ちがいい!」と思うのは普通のことだと思うわけです。
人生の選択という観点で言えば「同じ境遇ならよりよい給料の職場を選ぶ!」というのと同じことですからね。
私が婚活中の女性の立場なら、口には出したり態度には出さないですが(←ここ大事)、確実にそこを見ると思うし、それが悪いことだと全然思わないです。
自分と旦那と未来の子供のそれぞれの人生のために超大事なことですからね。
で、
「お金がある人と結婚したいと思っていたのに、今の稼ぎの少ない旦那と結局は恋におちた」なら素敵です。
「最初から気持ちオンリー」の人のソレよりも間違いなく良い結果になります。
口にして失敗している女性の実話
とはいえ、「お金持ちが良い」と声高に言う女性を好きになる男性はいません。
昔、合コンで「大金持ちの不細工と、収入は普通のイケメンだったらどっちがいいか?」みたいな話をしていたときのこと。
正面にいた女性が「収入は普通でいい」と言いました。
じゃあ、年収1億の江頭2:50と年収400万円の福山雅治だったらどっちがいい?
と、質問しようとしたら「年収400万の~」と言った直後「500万円!!」と遮られました笑
400万じゃいくらなんでもだめだ、それは普通と言わない、と言わんばかりの態度で場が一瞬凍りました。
別にその人のポリシーなわけで、全然いいんですが、年収500万以上ある男子たちも「やった!おれ、ハードルクリアしたじゃん!望みあるじゃん!」となるはずもありません笑
美人でしたが、長いこと彼氏がいないというのも頷けました。
ただ、例外もあります。
口に出すことで成功した女性の実話
お金がある人と結婚したいと公言していた女性がいました。
前述の女性同様、寄り付く男性はおらず、美人なのに長いこと彼氏がいないという状況でしたが、あるとき突如として彼氏ができました。
大変失礼ですが、女性受けがいいとは言い難い外見と、シャイなのにお酒を飲むと饒舌になりすぎる困った男性でしたが、会社の社長で、収入はちゃんとある人でした。
その会社社長さんも、長いこと彼女ができずにいました。
そんな二人が付き合いだし、結婚しました。
私の推測ですが、女性が「お金持ちと結婚したい」と公言したことで、男性は「やった!おれ、ハードルクリアしたじゃん!望みあるじゃん!」となったレアケースだと思います。
更に言えば
- 金持ちと結婚したい美人
- 美人と結婚したい金持ち
この需要と供給がマッチしたんだと思います。
気持ちオンリーで相手を選ぶ人には「なにそれ気持ち悪い~!」となりそうですが、その二人はうまくやってます。
女性は、
- 仕事をしない
- 買いたいものを値段を気にせず買う
- 昼間にヨガなどの習い事
- タワマン最上階暮らし
- 海外移住
という優雅な夢を旦那のおかげで全部達成しました。
「愛なんか後付けだって。人間なんてしょせん自分が一番可愛いんだから、己の欲望をより多く満たしてくれる相手を愛してしまうものだ」(NANA9巻のタクミの名言)
ということですね。
ここまで望むのはどうかとは思いますが笑、経済面で「普通に暮らせるか」を見ることは大事です。
多くの人の欲望の究極は「普通に暮らすこと」ですから。
まとめ
- お金がある人と結婚をしたいと思うのは普通のこと
- でも公言すると誰も近寄らない
- 稀に公言することでそこに需要を感じてくれる男性もいる(ただし美人に限る)
ついでに言うと、自分では稼げてなくてなおかつ、美人でもないのに、男性にはやたらと稼ぎを求める女性を見ると「だったらてめーで稼げよ」と言いたくなります笑
女性ならではの大変さはもちろんありますが、パソコン1台で起業もできる時代で女社長なんてたくさんいるんですから。
関連して、次は「金持ちと結婚したい美人」と「美人と結婚したい金持ち」について光浦靖子さんが言っていた遺伝子の法則についてです。