朝一番に取り組む仕事について

出勤して最初にやるべき仕事
前回の「モチベーションで仕事はできない」からの続きです。
デスクワークの人が出勤して最初にやることはおそらくパソコンに電源をつけてネットニュースの閲覧でしょう。
短くて1分、長ければ1時間でもみてしまうでしょう。
なんせまだ眠い。脳が働かない。やる気もない。
さぁ、始めるかとなってもなかなかエンジンがかからない日もありますよね。
「モチベーションで仕事はできない」にその素晴らしい解決策があります。
仕事を途中でやめる
例えば企画書を書いているとき、ほとんどの人は完成させて帰宅しようとします。
しかしそこであえてほんのわずかだけ残して帰ります。
もうあと少しでできるのに!というところでです。あと少しだから終わらせてすっきりしたくなりますよね?
それを利用します。
前日に企画書を作り終えていたら翌日の朝は「昨日は頑張って終わらせたし」とヤフーニュースを眺めるところを、「あと5行で完成」と思うとむしろ早くやりたくて仕方なくなります。
ちょっとやれば充実感が得られるわけですから。
だから前日は仕事をわずかに残して帰ります。
その5行を書いたら、仕事のスタートはきれました。
次の仕事にも進みやすくなるでしょう。
とにかく手を動かす
もう少しで終わるという仕事がないときは「手を動かす」のがおすすめです。
朝から頭を使う仕事は結構ヘビーというときにおすすめなのが「データを軽くする作業」。
だいたいどの業種の会社でもデジカメで撮影した画像データがあると思います。それらはこんな風にまとめます。
- 使うものと使わないものを分ける
- 要らないものを削除
- 残しておくけど広告とかで使うでもないからサイズを小さくしてデータを軽くする
この「作業」をぼけーーっと朝にやります。
とにかく「手を動かす」のがポイントです。
デジカメのデータがない会社でもなにかしら「時間あるときにやればいいぼけーーっとやれる手作業」はあるでしょう。
それで朝は手を動かしましょう。
仕事は最初に取りかかるのが大変で、やり始めれば慣性の法則みたいなもので、その後は取り組みやすくなるものです。
なので、「ぼけーーっとしながら手を動かす」ことはおすすめです。
いつの間にかデータ整理も終わり、周囲からも「朝から仕事をしている人」と思われるでしょう。
クズ病でも書きましたが、最初のハードルをさげることが大事です。
朝は社内アピールのチャンス!
「仕事を途中で終わらせる」「とにかく手を動かす」は「モチベーションでは仕事はできない」に記載されている内容ですが、私はこれを受けてまた少し違うことをしているのでそちらも紹介します。
私はレター営業というものをやっています。
メルマガの手紙版みたいなものです。詳しくは別の機会に書きますが、これは当然ながら手紙をプリントアウトする必要があります。
ここが大事なところですが、私は周囲へのアピールを意識して「プリントアウトをする仕事は朝イチにやる」と決めています。
出勤して早々に仕事の資料とかをプリントアウトしてコピー機に取りにいっている人をみると「朝イチからすごいな」と思いませんか?
ほとんどの人がヤフーニュース見たり、気の抜けた顔でボケっとモニタを眺めている時間帯に、1人でカタカタパソコンを打ってコピー機に歩いていって記載に間違えがないかを確認しているわけです。
私はたまたま他の人が朝イチから紙の資料をまとめているのを「朝っぱらからすごい勢いで仕事してるね」と言ったことがあり、自分もやろうと思いました笑
特に手紙の場合はカタカタとパソコンを打ち、プリントされたものを取りに席を立つのでますます仕事をしている感じがでます笑
といってもよくネットで議論される「うるさいタイピングで周囲にアピール」は逆効果なので気を付けましょう笑
え?矛盾している?それができないから手を動かせと書いてたじゃん?
そう感じた方もいるかもしれませんね。
これは人によるとは思いますが、私個人は「周囲へのアピールになる」と思えば仕事が朝からできます。
いつもの仕事を「朝にやる」だけで+αが付くならやる気になります笑
出世する人は社内アピールうまい!
私の知る限りですが、出世する人はこの社内アピールがうまい人が多いです。
下手な人は変に上司に媚びたり、爆音でキーボードカタカタやったり、無駄に忙しいアピールしたり逆効果になりがちです。
前述の例で言えば、ヤフーニュースを全員が見ている時間があると設定して例えるなら、
社内アピール下手な人は、出勤して15分ヤフーニュースをみて、それから仕事をしています。
社内アピール上手い人は出勤してまず仕事をして(周りに仕事しているアピールして)、終わってからヤフーニュースを見ます。
仕事の順番を変えただけで、別に仕事量は同じなんです。
でも周囲の印象は全然違うんです。
社内アピールとかくだらねえ?
そんなこといちいちやってんのかよ?結果を出せばそれでいいんだろーがよ!
そういう方も多いと思います。
結果を出さないといけないのは当然です。
私が言うのは「同じ仕事して周りがより良く評価してくれるならその方が良くね?」ということ。
その辺の「うまくやるしたたかさ」は持ってて損はないと思います。
是非お試しください!