GarageBand iOSを使い始めて1ヶ月の感想
スマホの調子が悪く、AndroidからiPhoneにしました。一番の理由はGarageBand iOSを使いたかったから。
音楽をつくることが身近になりすぎてライブの価値があがっているの記事でも書きましたけど、結局、GarageBandが一番いい気がしたので。
で、使い始めたらすっかり虜になり、このブログの更新が止まってしまいました笑
そんなわけで、ガレージバンドを始めて1ヶ月の感想を書いていきます。
■良い点
- 開いてすぐに使える
- 触って1時間でAメロ完成
- 調べたらすぐにわかる
- クリエイティブな気持ちにさせる
- FXなど面白いエフェクトが簡単にかけられる
■改善点
- MIDIフレーズがほしい
- コードの記載はもっと一般的なものを
- ブラス系の音を充実させてほしい
■結論
- 求めていたのはコレだった
- 楽しいけれど切ない
それぞれ書いていきます。
開いてすぐに使える
GarageBand iOSはiPhoneを買ったときにすでにインストールされています。
最初の登録はわずかにありますが、GarageBand(音楽制作)を始めるぞ、と思って10分後にはほぼ万全の体制でスタートできます。
以前にABILITY PROを購入してから3か月の感想について書きましたが、初動でつまづくとその後のモチベーションがあがりにくくなります。
ABILITY PROを、ディスりたくはないのですが、この辺りはさすがAppleだなと。
クリエイティブに集中させてくれます。
操作しててもこれはクリエイターの心理をよく理解したつくりだと感心します。
また操作もAppleの持ち味とも言うべく「感覚的にわかる」のも素晴らしい。
ここを直したいから、長押しかな?とかやるとまぁまぁ当たるので、説明なしでもかなりのところまで進められます。
触って1時間でAメロ完成
私は登録後に細かいことはスルーしてとりあえず1曲作ってしまおう、と思って取り掛かりました。その方がモチベーションもあがりますし、マスターするにも近道ですからね。
で、通勤電車の中で作業したら会社に着くまでにAメロが完成しました!
私の場合、iPhoneがなかなか手に入らなかったので、その期間にガレージバンドに関する動画などを見たりしていたのと、もともとDTMをやっていたからで、みんなができることではないですよ笑
とはいえ、このスピードには驚きました。それくらい使いやすいです。
これからDTMをする人はこれ一択でいいと思います。
長年DTMをやっている方にも「スマホでサクサク作る」のはおすすめです。パソコンに向かうまでにどれほど労力を費やしていたかを感じて、戻れなくなるかもしれないです笑
デモづくりくらいならこれでほんとに十分ですよ。
調べたらすぐにわかる
ガレージバンドば歴史が長く、ユーザーも多いため、YouTubeや blogで操作方法などを書いている方も多いです。
そのため「ガレージバンド ●●」などで検索すると簡単に欲しい情報が得られます。
これはほんとにありがたいことです。
私が見てて参考になり楽しかったのはこの動画でした。
FXなど面白いエフェクトが簡単にかけられる
コンプ、リバーブ、歪みなど基本的なエフェクトではなく、おもしろ系、飛び道具系のエフェクトが楽しくかけれたらいいのになぁと前から思っていたのですが、それもガレージバンドにはありました。
新規ソングに加工したい音だけを入れて、FXをかけて、そのオーディオデータを制作中のソングに戻すやり方がおすすめです。
改善点
正直これといってないのですが、強いてあげるなら3つ
- MIDIフレーズがほし
→オーディループ素材が多く入っていますが、MIDI素材もあるといいですね。 - コード表記がヘン
→一般的とは言い難い謎の表記になっている - ブラス、ストリングスの生音系が弱い
→ブラスが入るポップスとかは作れないです。
まぁ、どれも大きな問題ではないです。ほんとにこれぐらいしか浮かばないです。
結論
探していたものに出会えた!!最高!!
そんな感じですね。
上位版にLogic Proがあるのを知っていますが、私にはこれくらいで十分ですね。むしろこれ以上になってボタンやら操作やらが増えるストレスの方がきついくらいです。
まだ歌やギターの録音をしていないですし、全部を知るわけではないですが、少なくとも現状ではとても満足しています。
その反面で、切ない気持ちにもなります。
■楽しいけれど切ない
昔はスマホもなく、DTMをやるとなったらパソコンを買い、その他周辺機器を買いました。
そしてGoogleもないので取説とサポートセンターに電話して四苦八苦です。
山ほどバイトして、山ほど取説とにらめっこする非音楽的な時間を過ごさないといけません。
それでも、やれることはガレージバンドよりはるか下でした。
「これをやるためにどれだけ時間と金と労力を費やしたか」
そんな気持ちにもなりました。
今の若い世代の子達はこの点についてはめちゃくちゃ羨ましいです。
近いうちに作品も発表できたらと思います。