「男性的な女性」は「オンナオンナした女」

先日、女帝小池百合子を読んで本編とは違うところでひっかかったことがあってのでそれについて書きます。
どこかというと田嶋陽子さんのフェミニズム論。
抜粋します。
「フェミニズムの世界では『父の娘』というんですよね。父親に可愛がられて育った娘に多い。父親の持つ男性の価値観をそのままうけいれてしまうので彼女たちは、女性だけれど女性軽視の女性になる。男性の中で名誉白人的に、紅一点でいることを好む。だから女性かといえば女性だけれど、内面は男性化されている」
女性を軽視しているのか?
小池さんのように「男の集まりに1人で行くのは好き」でも、「女の集まり行くのは苦手」な女性は結構います。
男性の集まりでは紅一点ですから、ちやほやされたり「女だから優しくしてもらえる」のがいいわけです。
女性の集まりではどちらもありません。女同士だから厳しい舌戦もあります。
つまりですね、
彼女たちは「女性を軽視」しているのではなくて、「女性が怖い」のではないかと思うのですよ。
しかし、男性に対しては「あいつらは女の私に本気で怒らない」と「軽視」しているので思ったことをバンバン言うことができます。
言わばその「特別扱いが好き」なわけですよ。
このような、男性には甘えて、女性には畏怖する女性こそ、私の中では「オンナオンナした女」という気がします。
なので、小池さんなんかは私には「男性的」ではなく「超女性的」に見えます。
以前に書いた谷岡郁子さんなんかもそうですね
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反対に男性的な女性とはどういう人か?
男性だけの集まりに行くよりも、女性だけの集まりに行くのを好む人です。
例えば、ママ友会みたいなものを楽しんでいる女性の方が男性的で、ママ友会みたいなものを蔑んで見ていて参加しない女性の方が超女性的です。
え?
反対じゃないのって?
これ、男性ならわかるかと思いますが、異性だけの集まりに行くよりも同姓だけの集まりにいく方がずいぶん楽です。
特別扱いされるのはかなりしんどいです。それが男性の心理です。
それに似た心理を持つ人の方が男性的と考えるべきではないでしょうか。
・・・ついでに他にも男性的と思う女性の特徴でパッと思い付くのは
- 自分の人生を他人の力で良くしようと思っていない
- 結婚式、ドレス、指輪に興味がない
- サプライズや花束に興味がない
- 男なら浮気の1つや2つくらいするでしょと思っている
などですね。
そもそも女性軽視する若い男はそんなにいないのでは?
田嶋さんの理論だと男は女性軽視するもの、という前提がありますが、これも今の時代ではどうなんでしょうね。
私は男性ですが女性を軽視している気持ちはないですし、周囲を見ても「あいつ、女のくせにさぁ~」とか言う若い男性を見たことがないです。
むしろ「女性は色々大変だよね」という男性の方が多い気がするのですが。
生まれ変わったら女性になりたいと思う人も多いらしいですし。
軽視していたら女性に生まれ変わりたくないと思うはずです。
もし、生まれ変われるなら…
最後に
というわけで、田嶋さんの言う「男性的な女性」は私から言わせれば「オンナオンナした女」です。
でも、どうなんでしょう?少数派の意見になるのかなぁ。
ネットで「男性的な女性」で検索ででてきたこちらのサイトの内容などは私からすればほとんど的外れですよ笑
「知り合いにいる!わかる!男性的に見えるけど中身は超乙女ちゃんなんだよね!」という理解ある人も結構いるものと思っています笑
余談ですが、オンナオンナした女の小池さんは「今まで大変だったね。よく頑張ったよ。もういいよ。おれが全部抱き締めるよ。愛してるよ、百合子!」と言ってくれる男性があらわれたらすぐに政治家をやめる気がします。