「リア充あたり」でクラクラして、ついでにフリーターについて調べたらびっくり!

リア充あたりでクラクラしました。
先日「家、ついて行ってイイですか?」を見たら江ノ島で海水浴を楽しんでいる高校生の子達が取材を受けていました。
湘南の高校のダンス部の仲間だそうで、それはそれは青春をしている様子が放送されていました。
私は「リア充あたり」(※食あたり、風あたりを応用した言葉)になりました笑
- 江の島に住んでて、江ノ島遊びに慣れている
- 小さい頃からダンスをやっていて高校ではダンス部
- ダンス部が楽しすぎて、嫌な日がなかった
- 仲間は一生。仲間は家族。
- 江の島を一望できるテラスで仲間と餃子パーティー
- サーフィン好きで建築会社社長のお父さんが設計した素晴らしい家に住んでいる
- 取材されていた子達はみんなそれなりにかわいい
などなど。
彼らと同年代だったら確実にその眩しさにクラクラして「リア充あたり」してチャンネルを替えていました笑
本当の意味で頭のいい子達
リア充あたりをしてしまったものの、彼女たちの頭の良さに感心してしまいました。
何が、というと
- 今しかできないことをやって毎日を楽しんでいる
- 一生付き合える仲間を作っている
- ちゃんと勉強もしている
- 将来のことも考えている
- ダンスは続けるけどプロダンサーを目指してない
テレビでも言ってましたが「チャラそうに見えてしっかりしている」んですよね。
高校時代は部活をやるべし!
私は「今しかやれないこと」というものを大事にしています。
それでいえば高校時代は部活をすれば、一番簡単にソレを達成できます。
毎日野球をする、毎日サッカーをするなんて残りの人生でもうできないことですから。
部活を通じて毎日を楽しく過ごせて、一生の仲間ができるのなら最高です。
彼女たちはそれをまさに体現していました。
私は高校時代はバイトとバンドをやり、それはそれで悪くはないものでしたが、極論、それは今からでもできます。
だから、部活をやっておけばよかったなと思うことがいまだにあります。
高校生の進路
彼女たちは「さすがにプロのダンサーにはなれると思ってないんで」という言葉はなく、それぞれに将来をしっかり見据えてやりたいことを口にしていました。
当然、プロを目指すことは愚かではありませんし、世間一般的に生きることが賢いことではありません。
が、
若さゆえに意味もなく世間一般を否定することもなく、過大に自分を評価するでもなく、極めてナチュラルに世間に溶け込み、自分が幸せになれる選択を知っているかのような姿に感心しました。
あれだけリア充だと「大学行くなんて普通過ぎて嫌!」「もっと私らしい生き方があると思うの」「勉強して偉い大人になんかなりたくねーよ」となりそうなものなのに笑
ネットで情報収集ができる今の子達がうらやましい
私が高校生の頃、スマホどころかインターネットも普及されていませんでした。
そうなると調べられることはとても少ないです。
はっきりいって周りに知恵ある人がいるかいないで人生の選択が大きく変わります。
でも、今の時代であれば、仮に「ダンサーになりたい」となったら、どうやってダンサーになれるか、収入はいくらなのか、どんな生活なのか、成功した人はどうやって成功したのか等、どれもすぐにネット調べられます。
もっと言えばSNSなどでプロの方に直接質問をすることもできるでしょう。
そういった下調べをすることで、情報を集め、整理できるのは本当にうらやましいことです。
恐らく彼女たちも進路についてネットで情報収集したことでしょう。
フリーターについて調べたらびっくり
彼女たちがそうであるように、情報収集が簡単にできる今の時代はフリーターになる人は少ないんだろうなと思って調べてみたら、結構いてびっくり!
高卒者の男性の8人に1人、女性の3人に1人がフリーターとのこと。
(情報元:https://freeterlegend.com/kousotsu-freeter-population/)
- モラトリアム型 46.2%
- 夢追求型 9.9%
- やむを得ず型 41.5%
の3タイプだそうです。
(情報元:https://weban.jp/contents/an_report/repo_cont/trend/20160615.html)
私の時代はフリーターという言葉が市民権を完全に持ちはじめた時期だったせいか、そこそこのどや顔で「フリーターになるぜ!」って人も結構いました。
それこそ「自分のやりたいことが見つかるまでは」という人もいましたし、リア充学生の場合は
リア充学生→卒業後「普通の人とは違う、俺だけの自分探しという名のフリーター」→海外旅行や複数バイトを経験しただけなのに「何でも知ってる系」に→気づけば自分以外はバカと言わんばかりの「自己肯定感が強い世間知らずのアラサー」
でしたが、こういう先輩方(?)の末路もネットで調べられるんですが、なんでこんなに多いのでしょう。
「フリーターの俺、かっこいい」と思うのは自由ですし、誰に迷惑をかけているわけでもないので、別にソレはソレで全然いいんですが、とても不思議です。
ちなみに、私も「夢追求型フリーター」でしたが、心の底から「フリーターの自分」が嫌でした。
前向きにフリーターをやっている人をものすごく冷めた目で見ていましたし、一刻も早くフリーターの自分を脱却したくて仕方ありませんでした。
でも今、これだけたくさんの人がフリーターになるということは何か理由がありそうですね。
経験者としては進路にフリーターは勧められないですが。
ただ、ネットで調べるとフリーターの末路=地獄、と言わんばかりですが、別に就職すること自体は簡単ですし、サラリーマンの仕事の9割は基本的には誰でもできる仕事ですから、それで人生が終わりってことは全く無いですよ。
新卒→大企業にくらべたら何かと大変ではありますが、世の中、そういう方ばかりではないですからね。
ついでに、もうひとつ驚いたのはフリーターは「15歳~34歳」が定義ということ!
中学校卒業後の年齢15歳から34歳(以下若年者)で、在学していない者のうち、以下の条件を満たす者。
- 現在就業している者については、勤め先における呼称が「アルバイト・パート」である雇用者
- 現在無業の者については、家事も通学もしておらず「アルバイト・パート」の仕事を希望する者
- 他に、平成15年版 国民生活白書(内閣府)では「若年者(ただし、学生と主婦を除く)のうち、パート・アルバイト(派遣等を含む)及び働く意志のある無職の人」注
と定義している。
情報元:wikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%BF%E3%83%BC
40歳でも「フリーター」で別にいいと思うんだけどなぁ。
何年後かにもう一度取材をしてほしい!
勝手な推測ですが、取材を受けていた彼女たちはきっと良い人生を歩むんだろうなという予感しかしませんでした。
そういう星に生まれているというか、自然にいい道を選ぶ習慣がついているというか。
何年後かに彼女たちをもう一度取材をしてほしいなぁ。